ALT値30IU/L以下
- 血小板数15万/μl以上:
2~4ヵ月毎に血清ALT値フォロー。ALT異常を呈した時点で完治の可能性、発癌リスクを評価し、抗ウイルス療法を考慮。 - 血小板数15万/μl未満
線維化進展例がかなり存在する。可能なら肝生検を施行し、F2A2以上の例に抗ウイルス療法を考慮。肝生検非施行例は2~4ヵ月毎に血清ALT値を測定し、異常を示した時点で抗ウイルス療法を考慮。
ALT値31-40IU/L
- 血小板数15万/μl以上
65歳以下は抗ウイルス療法の考慮。 - 血小板数15万/μl未満
慢性肝炎治療に準ずる。*
*遺伝子型、ウイルス量、年齢などを考慮し、通常のC型慢性肝炎治療に準じて、治療法を選択する。