このところ、職場の健康診断で「肝機能異常」とか「肝障害」を指摘されて、精密検査目的で御来院される方が多いです。
最終的に脂肪肝の方が一番多いのですが、
今年目立つのが、原因が「筋トレ」を中心とした運動後の「肝機能検査値」の上昇です。
AST(GOT) 、 ALT(GPT)は筋肉にもたくさん含まれている酵素です。
肝臓が壊れても数値が上がりますが、筋肉が壊れても上昇します。
激しい筋トレ後、マラソンなどの翌日の健診は結果がわかりにくくなることもあるので、なるべく控えましょう。
他にも甲状腺の働きが低下している時にも「肝機能異常」の結果が出ることがあることも覚えておきたいですね。